何番煎じだ!?っていう話なんですが、友人がiPhoneを買うかAndroidを買うか迷っていたのでその時に話した内容をまとめてみました。
なので主にこれからAndroidを買うか、iPhoneを買うか迷っている人向けです。
ほんとは他にも違いはあるのですが、ガラケーユーザが最初に買う時に気にする点を重視しており、高度な利用方法については記述していません。
ちなみに私が今持っているのは会社支給のiPhoneと個人所有のNexus7(タブレット)です。個人所有の携帯はいわゆるガラケーですw
そういう意味で自分が買うとき用のメモの意味も含んでますw
また、私は普段音楽を携帯しないので、音楽関連の機能については記載していません。使ったことない機能については明言できないからです。
Androidが良い点
・無料で『使える』アプリが多い。
これは野良アプリのことを言っているわけではなくて、GooglePlay上での話。
また、使える、とはダウンロードできるという意味ではなくて利用価値がある、という意味。
多すぎて列挙するのが非常に手間なので具体例は割愛するが、ブラウザの種類一つとっても全然違う。
特にiPhoneでは有料であるアプリが、Androidでは無料であることも多い。
なぜそんなことが・・・というところですが、これはiPhone開発は有料であるのに対し、Android開発は無料であることに起因していると思います。つまりiPhoneアプリは、開発に要した時間や人員を無視しても、無料アプリにすると純粋に赤字になる仕組みになっているのです。
なので広告で収益を出すか、せめて開発費だけでも取り返せるよう有料にするしかない。
AndroidでもiPhoneでも無料なアプリについても最初に出るのがAndroidで、iPhoneを使っているとさらに1ヶ月以上待たされたりすることもよくある(審査の関係?)。
また、当然といえば当然だがGoogle製のアプリが多い。Googleマップの高度なナビ機能(現在ベータ版)やGoogle Nowなどが使えたりする。
・アプリ内リンクを起動するブラウザが指定できる。
iPhoneだとアプリ内で画面遷移するか、Safariが起動するかで、しかもどちらの挙動にするか指定できない。
ちなみにこのSafari、別に使い勝手は良くない。
Androidの場合、たとえアプリ内のリンクであってもブラウザが立ち上がり、しかもそのブラウザが指定できる。
こういうページはChrome、ああいうページはFirefoxなどという振り分けが簡単にできるのだ。
逆に言うと、iPhoneでは他のブラウザを使うのはアプリからではなくて直接検索する時しか使えない。ということになる。
・半角カナが使える
iPhoneでは半角カナは専用アプリを使うかどこかからコピペするしかできない。
これは初めてiPhoneに触った時に驚いた。え?入力できないなんてワケないよね?というカンジ。
Androidでは普通に変換候補にでてくる。まぁこの点に関してはAndroidがスゴいんじゃなくてiPhoneの入力機能が弱い、というのが正しい気がする。
ガラケーを長い間使っていた私としてはこの機能は正直すごい助かります。
・アプリのインストールが楽
PCブラウザからGooglePlayにてアプリを検索し、インストールをクリックするだけで、Androidにリモートインストールが可能。
つまり、PCブラウザにてたまたまおもしろそうなアプリを紹介していたら、GooglePlayのページでプレビューや機能、レビューなどを確認しつつ、良さそうならそのままインストールボタンを押すだけで、お手元のAndroid端末にアプリをインストールできてしまうワケだ。
iPhoneだとそれはできない。なんかメールでリンクを送る機能はあるみたいだけど2度手間なカンジがして今のところ使ったことはない。
・ソフトウェアキーボードにカーソル移動キーがある
iPhoneの場合、タップでなかなかカーソルが合わない場合は、ロングタップで虫眼鏡を出して左右に動かす。この問題として、虫眼鏡で合わせて手を放す際に左右にブレてしまい結局カーソルが合わないことがある。
Androidの場合は左右へのカーソル移動キーがあり、左右への移動はミスがない。
・充電がmini USB
iPhoneの場合、充電の端子が特殊なため、iPhone用のケーブルを持っていないと、折角予備バッテリーを持っていても、いざ充電する必要がある時に充電できない。
Androidの場合はよくあるmini USBなので、ほかのデバイスと共通して利用できるのが強み。
また、iPhoneのドックコネクタの形は幅が広く本体側にホコリがつまりやすい。実際私も本体側にホコリがつまって全然充電できずに非常に困った時があった。
・選択肢が多い
防水機能がついている、NFC機能がついているなど、選択肢が多い。また価格もさまざまで自分にあった端末を探すことができる。
・ウィジェットが使える
iPhoneの場合、ホーム画面にはアプリが並んでいるだけだが、Androidの場合、タスクやスケジュール、ニュースなどの情報表示を直接見れるウィジェットをホームに複数個表示させておくことができる。
iPhoneが良い点
・アクセサリ数が多い
これはかなりガチ。
最近でこそiPhone4SとiPhone5とかiPadとiPad miniとかサイズが違うものが出ているが、それでもサイズの種類はAndroidに比べて限られている。またAndroidのように常に新しいものが出ているような状況ではない。
そこで、販売する方としてはそれなりの期間売れる見込みが立つのであろうが、アクセサリ数が多い。
アニメやマンガとのタイアップ製品とかもだいたいiPhone用がでたりする。Galaxy用です!とかXperia用です!っていうのはそうそうない。
・iPhone5なら動画撮影中に写真撮影できる
動画を撮影しながら途中のシーンを写真として保存できます。
動画を撮影しておきながら後で画像加工ソフトで特定のシーンのみを抽出!なんてことをよくやっている人には、そのような作業が不要となり重宝する機能でしょう。
Androidにももしかしたらそういう機能のあるものもあるかもしれませんが、標準的な機能ではないと思います。
・スパイウェア・マルウェアの数が少ない
Androidに比べスパイウェア・マルウェアなアプリの数が少ない。
※「ない」と断言してる人もいるが、以下の様な例もある。
http://www.appbank.net/2012/07/06/iphone-news/438407.php
・アタリ・ハズレがない
iPhoneでは種類が少ない分、考える必要がない。最低限の機能はとりあえず備えていて、それなりにヌルヌル動いて、それなりのディスプレイなので、仮に本当はAndroidの方があってるような人間でも(不満は残るかもしれないが)実用に耐えうる。
スペックとかレビューとかあまり調査しなくてもとりあえず安定した危機が買えるという強みがある。
なので、考えるのに疲れたり面倒臭かったらとりあえずiPhone買っておけば間違いはない。実は、私の周りには結構こういう人間が多い。つまりiPhoneのこの機能がいい!ではなくてAndroidではアタリハズレがあるから、というタイプ。
良くも悪くも違うトコロ
・iPhoneはボタンが一つ。Androidは3つボタン(端末によっては4つ)がある。
ある人はiPhoneは一つしかないから操作に迷わない、と言う。
でも個人的にはボタンが3つあった方がいい。たとえば、私の持っているNexus7は「戻るボタン」「ホームボタン」「起動中のアプリリスト表示ボタン」の3つがある。アイコンが書いてあるので見た目にもどれがどの機能をもつかわかる。
※それにしても個人的にはiPhoneが直感的だと言う意味が個人的にはわからない。
iPhoneを初めて使う時にわからなかったけど、いろんなサイトをめぐりながらやっと操作が理解できた、というのが個人的な感想。でも当然レアな操作は忘れる。一回押したらホーム、なのは直感的だったが、2度押しがアプリリストなのは果たして直感的なのか、という気がしてならない。
どっちでもできること
本記事はガラケー所有者を対象としているので、どちらでもできる機能も紹介しようと思います。
・スクリーンショットが撮れる
古いAndroidを除き、スクリーンショットを撮ることができます。
・PC向けウェブページが見られる
ガラケーではガラケーに特化した携帯向けウェブページしか見られませんでした。
また、フルブラウザも表示精度については微妙なモノでした。
iPhoneもAndroidもガラケーのブラウザに比べ高機能なブラウザがインストールできるので、一般のPC向けサイトが見られます。
以上がガラケーユーザに教えるAndroidとiPhoneのイイトコと悪いトコである。あと何を選択するかは自分が何を重視するかによると思う。